銚子のある村で「呪いのブーケ」が届いた花嫁は
行方不明になるという言い伝えがあった。
ある日突然とどく、血塗られた呪いの花束。
その花は
「カミカクシ」と呼ばれた。
失踪する花嫁を周囲の者たちは探し回るがどこにもその姿は見つからない。
花嫁ばかりが狙われるのは、かつて、その村に住んでいた
竹子という花売りの娘が結婚式当日に
非業の死を遂げたことと関係しているのだろうか。
呪いのブーケから何やら声が聞こえてくる。
助けて・・・ここから出して・・・お願い。
黄泉がえりの花 咲くころ 竹子よみがえり・・・。